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韓国ソウル5つ星ホテル VOL.1 「グランドインターコンチネンタル・パルナス」

(2017年11月旧Webサイトに掲載されたものです)

外資チェーンの中でも、随分早くから進出していたので、ロビーを入った瞬間から、80年代の高級ホテルの雰囲気がそのまま感じられます。ちょっと暗めの照明に、内装も家具も全体的にダークカラーで、ウッドやミラー使いが多めです。新しい感じが苦手で、都内ならオークラが一番だわぁ、という方なら良いかもしれませんね。

カンナムにあるため、普通のお部屋は広くないと予想して、スイートルームに。これなら広さは◯でした。インテリアと家具は老舗なりに、高級素材を長く良くメインテナンスされていますが、スタイルはやはり古め。全体的に余分なデコレーションがなく、スッキリした雰囲気ですね。目の前に高いビルが無く、広々としているので、壁一面の窓からカーテン全開で、景色を楽しむことができますよ。

バスルームは、一応シャワーブースとバスタブは別になっていますが、バスタブやビデ等、作り自体が古いので、いまいち高級感に欠けます。スイートルームなのに、シンクが一つというのも不思議。

スパはなく、モール挟んで反対側に建つ、普通のインターコンチネンタルの方にありますが、いくら全て連結しているといえ、アクセスが悪すぎます。ホテルでスパへ行くために、巨大モール内を通りたい人なんて居ますか? もともとスパに行くことが面倒な私です、行くわけがありませんよね。知らずに主人が予約してくれていましたが、チェックイン前に気が付いてキャンセルしました。

Table 34 (フレンチ)

ソウルの欧米料理では珍しく◯。創作フレンチで、やけに韓国料理が強すぎるレストランがよくありますが、ここでは微かに韓国を取り入れているというくらいで、韓国人の舌に媚びていません。フレンチとコリアンの良いとこ取りです。が、一つだけ、何故かコースにパスタが含まれていたのですが、これはちょっと韓国のイタリアン寄りでこってり。フレンチのみで攻めればいいのにな、と感じました。

デザインは私達もよく知る、ニューヨークのトニーチーデザインが、昔々に手掛けたもの。メインダイニングエリアはタイムレスで悪くないです。が、プライベートパーティルームが、メインエリアから丸見えなのが不思議。しかも10人以上のパーティゲストの、コートラックを部屋にそのまま放置しているのは、頂けませんね。見た目は勿論悪いし、何よりも、厚手のコートにお食事の臭いがつくと、帰り気分が悪いです。

箱根(和食)

​本格和食ですがダメ。ウニの薬品の匂い、お寿司お刺身に筋が多い、香の物や梅干しの添加物の味、コチュジャンの化学調味料など、ちょとしたものに繊細さが欠けていて、コースの合間にちょくちょく残念。子供達にオーダーした、会席弁当のコースは、味が濃くてお弁当の木箱の痛みも見苦しい。

インテリアデザインについて。せっかくの個室なのに、ガラスデザイン部分から隣の部屋が見えるのは、何のための個室なのか?デザイナーのミスですね。メインダイニングのデザインはまあOKです。