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【韓国】 革新学校と呼ばれる教育システム

我が家のバケーション、気ままな時期に出かけているなぁ、と感じられた方は、きっと就学年齢のお子さんのいらっしゃる方なのだと思います。

以前は、「夏休みじゃないよね?学校サボったの?」 と、母にも聞かれていました。

旅行先の気候が一番良い時期に行きたいから、学校を1週間お休み!なんて、私の性格を知っていればありえるレベルですが、なんと欠席扱いにならないんです。

韓国の勉強熱に関しては、日本でも知られているみたいで、よく 「大変なんでしょう?」 と心配していただいています。個人でどれだけ塾に通うかは別にして、韓国内でも、小さい頃からの勉強漬けは良くないのでは?という風潮も、実はあるんです。

​ボーイズが通う小学校は 「革新学校」 と呼ばれる特別な学校。数は多くないのですが、政府が特別な資金援助をしている公立校で(住民が税金多く払っていそうな地域に存在する感じはしますが)教育方針、校舎施設の整い具合が断然いいのです。勿論無料です、お給食も含めて。

革新学校を求めて引っ越しする家族もいると聞きますが、実は私達は知らずにここへ。韓国に来た時は、良い私立幼稚園が車で10分くらいの所にある、という事しか知らなかったのです。

​で、この革新学校の主旨は、体験重視というところですかね。デスクでお勉強ばかりじゃなく、何でも見聞しましょう!なんて、本当に韓国!?

その一環で 「学校長許可現場体験」 というプログラムがあって、これに申請すれば年に20日間も欠席扱いにならないお休みがとれるのです。目的の欄には 「家族旅行」 「親戚に会う」 なんていうものもあって、なかなか子供の休みに合わせて休暇の取れない、韓国企業のお父さんやお母さん達を配慮。そう、子供が休みを合わせればいいんですね!

お勉強遅れちゃうから誰も申請しないのでは?と思われますか?

全く反対で、皆さんガンガン利用されています。長男も次男も、クラスで同じ時期に、同じ旅行先に行っていた子がいたと話していました。私が見る限りでは、30代・40代前半の韓国パパ達は結構子煩悩な感じで、子育て参加を自然にされている方が多い気がします。きっとご両親に勉強漬けにされてきた世代なんでしょうね。


【後述】

革新学校の権利取得のために一生懸命だった教育熱心な校長先生は、長男が2年生を終えた年に他校へ移動され、その後はイベントやカリキュラムが一気に簡素化、校外学習の質も下がり、学校全体の教育熱も下がり始めました。