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【韓国】 新型コロナ自粛、生活への影響

新型コロナウィルス、ご存知の通りこちら韓国でも急増中です。

私は、コリアヘラルド(英語新聞)が、かなり早い段階からコロナマップを紹介していたのを見ていたので、特にショックも無く生活することができています。

この最初のコロナマップサイトは、なんと学生が自ら作ったそう。就職難の韓国、若者も色々工夫しているんですね。

学校の閉鎖や団体イベントの禁止なども、とっとと政府が決定してしまっています。もともと韓国の教育現場では、自分で判断する教育はされていないし、軍隊を持つ国家として、リーダーがはっきり決めないというのは成り立たないからでしょうね。

結果が凶と出ればまた、散々叩かれるのがおちなのですが(笑)叩かれたら、さっさと方針を変える。韓国政府の言っている事が、いつも二転三転するというのは、こんなせっかちな国民に振り回されているからかもしれません。

日本だって、自分で判断する教育をしていないのに、企業や個人の判断に任せる、なんて言っていますね。自分で決断して自分で責任を取る。一番苦手な分野ではないの?無意味な校則や不思議なルールで縛られてきた国民に無理強いです。

また韓国では、プライバシーの保護など何のそのなので、感染者が行った場所はどんどん公表されていきます。非公表を望もうならば、もっと隠している事があるのでは?と、かえって根掘り葉掘りやられる事が予測される。なんたって血の気の多い国民性、容赦ないですから。

でも、これだけ公表されていても、暇な人達は噂を立てては喧嘩をしている様子。

数日前うちのマンションでもアナウンスがあり、「当マンションでの感染者は現時点ではいないため、噂で揉めないように」 と。(笑)それでも収まらない人達のために、マンション敷地内のジムや設備は、全て閉鎖して消毒していました。

ボーイズはこのアナウンスを聞いて、「イジメの材料に持ってこいだよ。大人がこんなだったら、学校が始まって、子供達が何をするかは予想がつく」 なんて言っていました。

私達の現時点の生活は、それ程不便ではありませんが、マートのデリバリーがかなり混雑。人込みを避けるべく、皆さんデリバリーに頼っているよう。

韓国では、eマートやロッテマートといった大手マート(スーパーマーケット)のスマホアプリが大充実しています。お買い物をして、デリバリーの時間を早朝(出勤前の6時以前!)から夜中まで設定する事ができます。普段は、朝オーダーすれば、その日の日中に届くのに、コロナウィルスが広まってからは、翌々日までデリバリーの予約がいっぱい。

昨日は夕方4時に届くはずが遅れて、夜11時に。「注文爆走!配達遅れて申し訳ございません!」 というメッセージが来ました。配達員さん達も、本当に大変。感謝しています。

アプリに、トラックのGPSルートが表示されるので、どのあたりにいるか把握でき、気をもんで待つこともないのです。

余談ですが、何が一番売り切れ続出かと言えば、マスクだけではありません。

断トツで、韓国人が大好きなインスタントラーメン!辛くないラーメンだけが売れ残っていました。韓国では、辛くない物は売れない、と言われています。

ただ、映画パラサイトで出てくる、ジャパグリのジャパゲティだけは、ラーメンではないので、辛くなくてもノグリを混ぜずにそのまま食べる人は沢山います。(私はジャパゲティを食べると、化学調味料や添加物が強すぎて、すぐさま蕁麻疹に襲われるため食べませんが。)

ボーイズの生活も、我が家は一年前からホームスクーリングにしているため、特に支障はなし。いつも通りに、勉強してヨガをして自由課題をして外で運動して。

思い起こしてみれば、数年前のMERSの時にも、幼稚園と小学校、お稽古事も全部お休みだったので、一時的なホームスクーリングを経験していたし、その後、小学校の改増築の際は、出席日数ギリギリにしてホームスクーリングをしていました。(敷地内で工事が行われているなかで授業を受けるなんて、子供達の肺への影響を考えれば有り得ない話。急性喘息になった子もいましたが、少数だったので学校側はスルーしました。)

今も、もし学校へ通っていたら、3月2日から始まる新学年はすでに延期が決定したので、色々と面倒な事になっていただろうな。。。だからと言って、他人事だとは思っていません。

関心を持とうとしない事が習慣になると、自分の身に何か起きた時に、考える力が備わっていない、という事態になりえるので、近い土地であろうが他国の事であろうが、世の中で何か起きた際には、いつも自分の事だと思って考えてみるように、とボーイズに話しています。

そうすれば、自然にニュースに興味を持つようになるし、世界の国々の経済、政治、文化、宗教的背景なんかも、小さい頃から、少しづつイメージ出来るようになってきます。

まさか自分の国が、自分の地元が、自分自身が、となってからでは遅い。先日母が、東京は感染者が殆どいないから全然心配ないわよ、と呑気に言っていましたが、日本は広くない!東京から、たった数時間で行く事が出来る範囲には、すでに感染が広まっているし、人口が断トツに多い東京で、感染者が殆どいない訳がない。公表されていないだけだと、考えるのが妥当ではないでしょうか。

だって、これだけ情報がオープンなソウルでさえ、感染者は増えています。ニュース読まないと豪語している人だって、石鹸や消毒液が何処にでも、これでもかと置いてあるし、感染が広がっている事を知らないふりはできない状態。うちのマンションでも、エレベーターのボタンの横に消毒液が備え付けられているので、オフィスや商業ビルはもっと気を使っていると思います。

実際、主人の仕事先のカンナムエリアでは、ビル入口での体温チェックは随分前からされているし、会社は社員全員にマスクをひと月分配ってくれたので、薬局に並ぶ時間も省けて効率がいい。

病院へ行ってはいけないという常識も浸透していて、症状が疑われる人の為の簡略化した電話番号が、あちこちでアナウンスされています。

先日日本のニュースを見ると、病院には行かないよう即してはいても、詳細がないし(お住まいの地区で確認しろと言われてもね)、コメンテーターの意見交換だって大した情報を提供しているわけでもなく、更に、これこそなんの情報にもならない街の人の声を聞き歩いたりして、ニュースの役割って何だっけ、と不思議な感覚になりました。