サステイナブルホテルと歯ブラシ

(2017年7月旧Webサイトに掲載されたものです)

今回ソフィテルホテルを選んだ理由は主人主導、「去年一緒に仕事した会社がデザインしたもので、いつも会議で話題に出ていた」「デザイン雑誌で何か賞を取ったから見ておきたい」との彼の意見で決定。でも私はデザイン以外密かに、他の見解を持っていました。

​先日、パリ協定でアメリカが抜けると宣言して、国際問題になっていますよね。今までは長くアメリカに住んでいた事もあって、アメリカ系列を普通に選ぶ事が多かったのですが、このホテルはフランス系列。去年もこの系列を利用したのですが、協定中心国にしては、いまいちサステイナビリティ(環境維持精神)が貧弱だったので、ここはどうかなと。

結構頑張ってましたよ。簡単にリストアップすると、

新聞は配らずオンラインで提供
タオルとアメニティーは必要以上に置いていかない
ベッドリネン交換オプション(毎日か3日に一度か)
窓を一定時間以上開けると自動オフになるエアコン
シャワー水圧低め
シャンプー類は泡立ちの低いプロダクト(生物分解性ではなかったのが残念)

もっとあったかな。これは不備不親切ではなく、環境維持対策の一環ですね。でもとっても残念だったのは、使い捨て歯ブラシがあったこと!日本人客の多い土地では仕方がないのでしょうが、歯ブラシ不備で文句を言うのは日本人だけですよね。オフィスにマイ歯ブラシ&歯磨き粉を持っていく方は多いと思うので、皆さまもその延長で旅行にも、どうでしょうか?私は日本国内でホテルに泊まる時も、バスルームを使う前に歯ブラシや必要ないアメニティーをまとめて、「環境配慮貢献のため必要ありません」と書いたメモと共に、テーブルへよけて置きます。

今後、東京オリンピックで沢山の外国人客が日本に訪れるにあたって、使い捨て歯ブラシが環境問題に取り上げられる可能性があるのではないかなと思います。便利だから、こちらの気持ちだからと、良かれと思ってするおもてなしでも、世界から見たらあっさりと自己満足だと批判されてしまったら台無しです。やって差し上げたい、お客様に喜んでいただける、そして環境にも配慮されている。サービスの基本になればいいと思います。