ランドスケープデザインの裏

(2017年6月旧Webサイトに掲載されたものです)

前ポストのヒンズー仏教、インドだけでなく南アジアに広く分布している宗教ですが、数々の島から成るインドネシアで唯一信仰されている島といえばバリ島ですよね。先日家族で行っていたバリ島ソフィテルホテルのランドスケーピングのお話です。こちらのソフィテルでは、しっとりとしたホテル外観がグリーンにすっぽり隠れるようにプランニングされています。

全体のランドスケープコンセプトは「山のバリ」なんですって。上階のロビーからの眺めは、丁度夜明けの頃で雲も多くちょっと多く、写真的には美しさが欠けてしまっていますが、この下にレストランなどの施設もあり、以前お話したグリーンデザインの一環であるルーフトップのグリーンが利用されています。コンセプトはバリ農耕で有名な「ライステラス(棚田)をイメージした」のだと、ホテル外観とランドスケープを担当したデザイン会社WATGさんが話していたよ, と主人が教えてくれました。業界ではホテルとリゾート専門の有名な会社で、世界中の5つ星ホテルを手がけています。この狭いバリ島だけでも、他にも2つのホテルをデザインしているんですよ。

山がコンセプトといえビーチフロントで海を隠す様にジャングルとは、着眼点を変えて贅沢だと捉えてほしかったのか?不動産的に活用ができていないって怒るクライアントは居なかったのか?なんて余計な心配をしながら宿泊していました。ビーチでダラダラしていたつもりでも、デザインや設計が気になって、なかなか脳はリラックスしないものです。