韓国ママ達の「お弁当」に込められた意味

(2017年5月旧Webサイトに掲載されたものです)

前ポストで、せっかくお弁当の話になったので韓国お弁当事情。

小学校では年に2度、スクールトリップがあります。遠足は皆お弁当。となると、韓国ママ達は前日から大騒ぎ。

絶対作らない!と宣言するママ達が必ずいるので、「お弁当屋さんにオーダーするけど、一緒にオーダーする人~」というメッセージが、クラスのチャットに上がります。で、クラス30人居れば10人程が「うちお願い!」と賛同。

これは韓国あるあるなので、お弁当屋さんには「キッズ遠足用弁当」が用意されています。クラスのお誕生日会でも、似たような物というか、同じ物が重宝されています。では、一生懸命作ったというママ達というと?

朝、子供達を送り出した後、キムパップの具が飛び散らかったキッチンの写真をアップして、またもクラスのチャットで大盛り上がり。「見てこれー」「お疲れ様!」と言い合って、物凄い達成感をシェアします。

​ここで面白いのは、お弁当を作らないママ達は、それを恥じる事はなく、キッズ遠足弁当は私の味方!と、堂々とチャットに参加している。逆に作るママ達も、彼女達を見下す事もなく、なんの問題も生じずに会話が成り立っているのです。「お弁当を作る行為」イコール「愛情」だと表現する日本文化とは、全くかけ離れていますね。

例えコンビニのおにぎりを持たせていようとも、わざわざ学校へ行って、出発する子供達の写真を撮って「今教室から出るよー」「バスに乗ったよー」「出発したよー」「あー心配だわー」と実況中継してくれるママ達が、必ず数人いるものです。 だから子供に愛情が無いわけではないということ。

​最後に。お弁当をオーダーしてくれた代表ママには、皆スマホで直接銀行に即!入金。ネット社会、カード社会で有名な韓国らしい文化ですね。