サステイナブルの意味

(2017年1月旧Webサイトに掲載されたものです)

サステイナブル、エシカル、やっと日本でも定着しつつある言葉のようですね。以前に記事を書かせて頂いた時は、日本語で調べても出てきませんでした。その時は案の定、英文の記事にだけ反響があり、まあ仕方ないかなぁと感じた事を思い出します。

さて現在、もう知ってるから説明は結構という方、なんかちょっと雰囲気しか分からないという方、半々だと思いますが、下記はサステイナブルデザインという言葉が、アメリカのデザイン業界で頻繁に使われ始めた2000年代前半に、インテリアデザイナーとして書いたものの一部です。

Sustainとは動詞で「維持をする」という意味です。環境を維持しながら生活したり、商品を製造したりすることで、簡単に言えば地球に与える悪影響を減らすこと。例えば私の本職であるインテリアデザインでは「デザインされる商品やプロジェクトが地球に負担をかけていない」か、そして「使用する材料がどこから来たか、使用した材料がどこへ行くのか」等がポイント。私達の日常生活にとっても身近な、節電節水やリサイクルが重要な役割を果たしています。

「使用した材料がどこへ行くのか」のところで忘れてはならないのが、排水です。使用した水は海や川へ流れていきます。そして企業による大々的な汚染が発生すれば、工場の排水問題はニュースで叩かれます。でも私達の生活排水に含まれる化学物質だって驚くべきもの。お洗濯の洗剤、食器洗剤、シャンプーコンディショナー、洗顔料、お風呂やトイレ掃除に使うクリーナー類。「Biodegradable」バイオデグレィダブル、生分解性という言葉がキーワードです。排出後に自然へ生分解されるかどうかという事です。残念ながら、ほとんどの洗剤は化学物質のまま、生分解されぬまま、海川を汚染し続けています。