近所のリッチなアメリカ人
忙しくてブログもご無沙汰の7月。やっと明日は義母の帰国日!すこしは楽になるかなとも思うけど、逆にこの5ヶ月間、延ばし延ばしにしてきたことで忙しくなってしまいそう。
先週、エコ関係の記事に目を通している時に、今のアメリカのエコ・レベルを伺えるお話があってちょっと面白かったので、忘れないうちに。
現在アメリカで、一番売れているハイブリット車は、だんとつトヨタのプリウス。
トヨタは元々アメリカで、とても信用があるけれど、環境維持・保護を唱えるセレブ達はみんなそろって愛車はプリウス。勿論安い車ではないです。特に、ハリウッドのエコリーダー、ディカプリオは数台所有しているそう。(彼の新しい映画、The 11th Hourについてはウェブサイトで紹介しています。)
そこで、ちょっとリッチで教養のある家庭は、プリウスを乗っている、ということが近所でのステータスのよう。面白い事とは、環境保護の為に乗っている、と答える消費者が少なく、自己表現(お金があって教養もあるという)に役立てている、と言う人がとっても多いそう!
毎週日曜、教会へプリウスで連れて行かれる子供達が、駐車スペースに他に何台のプリウスが並んでいるか、そして、誰が乗っているのかを特定するなんていう、高飛車な行動をとったりするんですって。
その記事の著者自身、実は自分も自己表現のためにプリウスを乗っているのにも関わらず、「僕は毎朝、妻と一緒にヨガをして、タオルやリネンは全てオーガニックのコットン製、近所のオーガニックマーケットで野菜やフルーツ買って、それから。。。。」 とほざく奴は、殴りたくなる!んですって。笑。棚上げですね。
すでにグリーンライフが、ラグジュアリーの一部になっていて、巷ではこんな競争心が芽生えているなんて、面白い反面ちょっとびっくり。でもアメリカらしいって言えばそうかも。
この競争心で、どんどん地球温暖化が停滞してくれれば、文句はありません。きっとハリウッドも、これを見込んでいるんでしょうね。
